ホモジナイズとノンホモジナイズ
- ホモジナイズとは?
- 絞ったばかりの牛乳を静置しておくと、上部にクリーム層ができますが、これは脂肪球です。
脂肪分が分離しないように、この脂肪球をこなごなに壊し、成分を均一にすることを、『ホモジナイズする』といいます。
- ホモジナイズを行うと、工場での高温殺菌などの熱処理が円滑に進みます。
日本では市場のほとんどを高温殺菌牛乳が占めています。ホモジナイズを行うと、生産効率が上がるので、高温殺菌牛乳の大量生産ができます。
- ホモジナイズすると、脂肪球が細かくこなごなになっているので、消化吸収がよくなる反面、脂肪の膜に保護されていたタンパク質などが急速に体内に取り込まれるため、おなかをこわしたり、アレルギーの原因になったりします。
- ノンホモジナイズとは?
- ノンホモジナイズ(ノンホモ)は、ホモジナイズしていない、つまり、脂肪球を均一化していない牛乳のことです。
- 本来の脂肪球を傷つけないので、胃液や消化酵素の働きを受けてゆっくり消化吸収されます。
また、脂肪球におさまっていることが多い乳糖もむき出しにならずにすむので、乳糖不耐症のかたが飲んでも、おなかをこわさないケースも多いのです。
- ノンホモは扱いがむずかしいので、ていねいに扱わなければなりません。
原乳や、乳業メーカーの質が問われます。
- ノンホモ牛乳は、静置しておくと、クリームが上部に溜まります。気になる場合は、よく振るか、少し温めると良いでしょう。
また、クリーム部分を取り除いて、低脂肪牛乳として飲んだり、取り除いたクリームをコーヒーに入れたり、といろいろ楽しめます。
バターを作ることもできます。